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2013年10月11日

共有持分の放棄って、どんなときにするの?

不動産の名義を変更するには、「原因」が必要になります。

たとえば、
  • 所有者の方が亡くなったことによって名義を変更するなら、「相続
  • 不動産を購入したなら、「売買
  • 無償で譲り受けるなら、「贈与

AさんとBさんがそれぞれ2分の1ずつの持分で共有している場合、
Aさんが自分の共有持分はもういらないと言ったら、その持分はどうしましょうか?

通常なら、AさんからBさんに「贈与」することが多いと思います。

でも、名義変更する不動産が田んぼや畑といった農地の場合は、贈与では名義変更できない場合があるのです。



農地を「贈与」で名義変更する場合は、農業委員会の許可が必要になります。

持分をもらうことになるBさんが農業をやっていたり、農地を所有していないと、農業委員会の許可が下りないのです。

そのようなときは、Aさんが「持分放棄」をすればよいのです。

持分放棄をすると、Aさんの2分の1の持分は、自動的にほかの共有者Bさんのものになるので、農業委員会の許可がいりません。

ですので、Bさんに名義変更をすることができるというわけです。


当事務所ホームページの参考ページ




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