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2013年2月6日

結婚したら、お互いに遺言を書くっていうのはいかがでしょう?

今朝(H25.2.6)の日経新聞に、

「子どもいない相続、遺言が要」

と題する記事がありました。




なので、きょうは、遺言について。

遺言は、
  • 年をとってから書くもの
  • 財産が多い人が書くもの
と思ってはいませんか?

たとえば、写真の記事にあるように、
子どものいない夫婦は、お互いに遺言を書いておくことをおすすめします。


なぜか?


それは、夫が亡くなると、遺産はすべて妻のものになるわけではないからです!


くわしいことは、当事務所のホームページの『【Q&A】誰が相続人になるの?』をお読みいただきたいのですが、

この場合の相続関係は、

  1. 妻 2/3 と 夫の両親 1/3
  2. (夫の両親がすでに亡くなっていたら)妻 3/4 と 夫の兄弟 1/4

となるのです。




遺言で、

『すべての財産を妻に相続させる』

と書いておけば、

2.の場合は、兄弟には「遺留分(いりゅうぶん)」がありませんので、すべての遺産は妻のものになります。

1.の場合も、「妻に残してあげたので、遺留分を主張しないでほしい」と書き添えておけば、親はその気持ちをくみ取ってくれるのではないでしょうか?



相続のことや遺言のことは、ふだんはあまり考えないことかもしれません。

でも、いつどうなるかは誰にもわかりません。


遺言は、ただ『財産を誰に引き継いでもらいたい』ということを書くものというわけではないと思っています。

わたし自身、何度か書き直しているのですが、付言事項として、家族それぞれにあてた手紙を書いています。
いつも書きながら涙ぐんじゃいます。

みなさんも、遺言を書いてみてはいかがですか?







さいごに...
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